本事業の取組みによって、当社の収益力の向上と、非効率な「作業」からの脱却を実現することで、給料を含めた労働環境を改善することができ、労働力の確保がますます厳しさを増す中で、離職のリスク低減し、新規採用しやすい会社になることが期待できる。
当社が率先して雇用を増やし、また顧客である企業の利益に貢献することで、地域の活性化の一助となれることを目指すものである。
販促業における、紙媒体中心の印刷市場は、とにかく安ければいいという顧客層と、多少高くてもすべて任せて良いものをという顧客層に二極化している。前者はネット通販印刷に代表され、印刷会社は大規模な設備投資により生産性を極限まで高めて低価格戦略を進める必要があり、中小零細規模の印刷会社では太刀打ちできない価格水準で激しい競争が繰り広げられている。
一方後者は、中小零細会社が進もうとしている方向ではあるが、長らく受注生産に慣れてきた印刷業界にとって、急に提案力や営業力が身につくものでもなく、大半の印刷会社が試行錯誤しながらも、まだスタイルを確立できずに従来型の受注生産を行って業績を下降させているのが現状である。
上記のように、二極化する印刷業界において当社が目指すべき方向は、最終消費者である顧客と直接つながっているという強みを生かし、単に、コストやチラシの量だけではなく販促企画から割り出された必要な情報から必要な量を特定し、価格競争に巻き込まれないための高付加価値サービスを顧客に提供し、顧客満足を高め、顧客獲得と囲い込みを実現することである。
具体的には、顧客との接点をより強化するためにWEBを活用したマーケティング分析の結果から、現在アナログの作業が大半を占める当社の受注、生産管理、納品業務の自動化と一元化を図る。そして業務を「見える化」することで、顧客の発注業務の効率化と同時に、当社の生産効率および営業効率を大幅に向上させ、顧客の囲い込みと当社の収益力の強化を実現しようと考えている。